2007/12/28-17:08 教員の「心の病」急増=精神疾患の休職最多に−履修漏れ処分490人・文科省調査
うつ病などの精神性疾患で2006年度中に病気休職した公立学校教員が、4675人と過去最多を更新したことが28日、文部科学省の調査で分かった。前年度より497人増え、10年前の約3.4倍に達した。保護者や子どもとの関係で悩みが高じたケースなどが多いとみられる。
同省が毎年度実施している教員の懲戒処分に関する調査のうち、適格性を理由とした「分限処分」を受けたケースをまとめた。
増加は14年連続。特に過去4年間はいずれも、対前年度で1割以上の伸びを示し、病気休職者全体(7655人)に占める割合も初めて6割を超えた。
各教育委員会に原因を聞いたところ、保護者や児童生徒との人間関係の悩み、多忙によるストレスなどが原因との回答が多数を占めた。各教委はメンタルヘルスの研修を充実させたり、復職支援のためのプログラム策定などに取り組んでいるという。
一方、今回の調査では、全国の公立学校教員約91万7000人のうち、懲戒や訓告、諭旨免職などの処分者が4531人となったことも明らかになった。
この中で490人は06年末、全国規模で発覚した高校必修科目の履修漏れが原因。大半は校長、教頭などの管理責任で、最も厳しかったのは減給処分。過去にも履修漏れがあった兵庫、広島両県で12人に上った。
自分のことしか考えない個人主義的な「生徒と親」
学校のことしか考えない集団主義的な「学校という制度(または、校長、教頭)」
そのゆがみが全て一般教員にきて、このようなことになっている。
学校という制度は、一般教員も校長も教頭もどうこうできるものではないから、その枠組みの中で、生徒と親にはやっていただくしかない。
しかし、その枠組みの中におさまらない生徒・親が増えてきている。授業を荒らす生徒、そして、それを養護する親。先生に反抗する生徒、そして、敵対する親。
いってみれば、昨日のエントリーで書いた「権勢症候群」にかかった犬を数十匹、同じ空間に入れて、一人の訓練士に任せている状態。これは、普通に考えて訓練士の手に負えないだろう。しかし、それができなければ、訓練士失格と言われる状況。その状況が365日続く。鬱にもなる。
そんな感じで、教員も精神疾患者が増えているのだろう。
一人の人間が関わる業務がたくさんあり過ぎる。
教科指導、生徒指導、分掌業務、担任業務、部活動、他雑務。
仕事の量はまとめてしまえば多くない。しかし、種類が以上に多いから集中して出来ない。
普通の会社は、分業制でやっているから効率的に処理できるが、先生の仕事は分業制ではなく、一人の人間が1から10までやる職人時代のやり方と一緒。
分業化したら楽になるのになぁといつも思う。教科だけやる人。分掌業務だけやる人。担任と生徒指導だけやる人。部活動だけやる人。これでいい。これで、日本の教育は断然良くなる。これだと人が増えるだけだと感じるかも知れない。
そのかわり、こうする。例えば、
1.教科だけやる人は、複数免許取得が当然で、一日4,5時間は持つ。授業のスペシャリスト。
2.分掌業務だけやる人は、文書と事務のスペシャリスト。
3.担任と生徒指導を行う人は、経験豊富で生徒指導に関する特別研修を受けている。カウンセリングの知識もあると望ましい。
4.部活だけやる人は、体育教員の免許を持っている。運動のスペシャリスト。
5.そして、それらをマネジメントする教頭、校長
これでいい。教員免許更新制なんておこなうよりよっぽど効果が期待できると思うのだが。。。教育をいじり回している人達は、学校業務に携わったことが無い人達が多い。
もっと、現場の声をきくべきだ。現場といっても、校長ではない。校長は当たり障りのないことしか言わない。校長が一般教員に意見を尋ねても、一般教員はにらまれるのが嫌で当たり障りのないことしか言わない。ネットがあるんだから、全教職員に直接問えばいいのに。。。。
もっと、ブレインストーミング的な事をすると面白いと思うんだけどなぁ。
あと、鬱になる原因は、教職員同士の人間関係かな。
常に他の教員の目を気にして行動しているところがある。教員は結果が数字で表れないから、評価は他人の目に頼ってしまうところがある。それで、参ってしまうのかもしれない。
さらに、教員には他の部署というものがない。適正がないからといって配置換えはできないのだ。これも原因の一つだろうな。だからこそ、分業化が良いアイデアだと思うのだが。。どうだろう?